〜2005/07/25


透明のガラスの向こうで遊ぶ子が
 妙に懐かしく妙に寂しい


伸びきった輪ゴムを指にひっかけて
 飛ばすよくやる一人遊び


ピカピカに手入れをされた指先は
 売ったらいくらになるんだろうか


広い部屋 広い空間もてあまし
 そこにむなしくたたずむ私


いつの日か落ち着いた日が来るのだろうか
 風に呼ばれて振り返る木々


暗い色 ピアノの色は黒色で
 あの子が押したらなんて明るい


向こう岸歩いて行ったピアニスト
 小さな背が白すぎて見えない


仏滅に結婚しないという概念
 縁起の善し悪し 頭の良し悪し


幸せが誰もに降りゆくわけじゃない
 そんな不平等それが世界で


いきなりの大惨事のほん片隅で
 自由の女神の灯火消える







閉じる